野球の深みに嵌まっていく

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日本シリーズ第4戦寸評 ミスが決めた勝敗の行方

言い方は悪いが今日はなんだか見所が少ないゲームだったなあと。ロースコアのゲーム。しかし投手が好投を続けている訳ではない。どちらかというと打線が決めきれない。そんなゲームだった。

試合を決めたのはミスの数

先発は日ハム高梨、広島岡田。高梨は高めのストレートでフライを打たせるピッチング。正直かなり良かった。逆に岡田は中継でも散々言われていた通り制球が定まらず何度もピンチを作りながらの投球。

でも先制したのは広島だった。近藤の落球、これが日ハムの今日一番のミスだろう。

しかし日ハムは守備においてこれ以上のミスを犯さず、ロースコアでゲームを進めていった。

打線はフラフラの岡田からチャンスを作りながらも得点はできず。それでも打線の軸の中田、レアードが真ん中付近に来たボールを捉えて本塁打を打った。

広島投手陣のミスは本塁打の危険が高い打者に甘い球を放ってしまったこと。これに尽きるだろう。

広島打線は高梨がとった15個のアウトの内、フライアウトが9個。完全に術中にはまっている。

高梨の後を受けたバース、谷元もこれといったミスは無く、不調の広島打線にとって捉えられる投球ではなかった。

宮西からチャンスは作ったものの得点はできず。

今日はミスが試合を作り、決めた。そんな試合だった。

明日以降の行方

今日の勝利で日本ハムが五分に戻した。

ある意味当たり前ではあるが、明日の勝敗がシリーズの中で大きなウエイトを占めるだろう。

今のところ流れは日本ハムにある。

明日勝って優位な状況で広島が地元に帰るか、日本ハムが広島にもっと焦りを生ませるか。

ここまではミスが勝負を決めている。それは今後も変わらないだろう。どちらがミス無く、そつなく試合を進めていくのだろう